平沢勝栄徹底解剖

平沢勝栄(ひらさわかつえい)1945年9月4日 岐阜県生まれ 衆議院議員 東京大学法学部卒業、警察庁入庁後、米国デューク大学大学院留学(修士課程修了)。在英日本国大使館一等書記官、後藤田正晴内閣官房長官秘書官、警視庁防犯部長、警察庁審議官などをへて退官。1996年初当選以来5期連続当選。 防衛庁長官政務官、総務大臣政務官、自民党法務部会長、衆議院拉致問題特別委員長、内閣府副大臣、衆議院外務委員長、自民党国会対策副委員長、衆議院議院運営委員会理事などを歴任。現総務副会長、現外務委員会理事。

イナゴ取り

小学生の頃のことで、平沢勝栄氏が鮮明に憶えているのはイナゴ取りをしたことだと言う。

農家が多かったため六月の農繁期は学校が休みになる。

そして秋の収穫期になると、学校は授業を休んで全員、袋を持ってイナゴ取りに行った。

それを学校に届ける。百グラム以上持っていくと、学校から鉛筆をもらえたのだ。

鉛筆は一本でも余計に欲しい。そこで重量を増やすため、袋の中に石ころを入れたこともあったという。

学校はイナゴを地域の人に売り、教材や本などの購入費にあてていた。

学校もまた貧しかったのだ。