2013-04-09 高校では特別待遇奨学生 平沢勝栄 平沢勝栄氏は、高校では特別待遇奨学生に選ばれた。 奨学金は月額三千円。 通学のための定期代に五百円を使い、残りの二千五百円で本や参考書を買うことができた。 当時の勉強法は、旺文社のラジオ講座を聞くことだった。毎朝六時からの放送を必ず聞いた。 午後七時に家を出て、高校に向かい、午後八時半の授業開始を待つというスケジュールだった。 ほかに日曜日には二本松市か福島市の図書館に行って勉強した。勉強のために環境を変えるという意味があった。